
桃ってずるいよね…

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さんすて取材班 Kさん
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「さんすて取材班」の記念すべき1投目はやっぱり岡山が誇る「桃」です。
もうね、ずるいんですよ存在が。
見た目からして絶妙な曲線美だし、
さわるとフワフワしてて子猫の後頭部なでてるみたいだし、
やわらかいから優しく持たないと傷つけてしまうし、
どうしても過保護になります。
先日、さんすて岡山で白桃を買ったときも
緩衝材で丁寧にくるんでくれました。
店員さんにとってもすごく大事な存在なんだろうなと感じました。
家に持ち帰ってからも厚遇は続きます。
キッチンに置いてたら「早く食べてよ」と言わんばかりの甘い香りが漂います。
お店の方に「食べる2時間前に冷蔵庫で冷やして」と言われたのですが
切ってから冷やすのか、冷やしてから切るのか、
どっちが良いのかわからなくなり今回は切ってから冷やしました。
(今度また聞いてみます)
切り方もすごく慎重になります。
※あくまでも一個人の切り方なので正解というわけではありません。
いわゆるアボカド方式で
種に沿ってぐるっと一周、包丁で切り込みを入れまして、
その切り込みに沿ってねじって2つに割るのですが、
とにかく必要最小限の力に押さえて桃を傷つけないように必死です。
続いて種を取って切り分けて皮をむいていくのですが、
その頃には溢れだす果汁で包丁もまな板も指も手も甘くて美味しい状態になります。
もうこのまま食べちゃいたいという衝動を抑えるのにも必死です。
どうにか切り終えて冷蔵庫へ。
約2時間待たされた後、至福の時が訪れます。
こうして何かと愛情注がれる桃。
私もそんな人生を送ってみたいと羨ましくなります。
聞くところによると岡山は「清水白桃」が有名だそうです。
こないだ食べたのがそうだったのかな。
また買いに行きます。